第46回 日本神経内分泌学会学術集会[The 46th Annual Meeting of Japan Neuroendocrine Society]

ご挨拶

第46回日本神経内分泌学会学術集会

会長 松野 彰

帝京大学医学部脳神経外科主任教授

このたび、第46回日本神経内分泌学会学術集会を2019年10月25日(金)、26日(土)に東京大学農学部内の弥生講堂・一条ホール/アネックスにおいて開催させていただくこととなりました。2019年は前多敬一郎先生が会長を務められる予定で、鋭意その準備を進めておられました。しかし皆様もご存知のように前多先生は急逝され、大変僭越ながら、2020年に学会を開催することとなっておりました小生が2019年を担当することとなりました。会期や会場は前多先生がご準備されていた通りとさせていただき、前多先生の御教室の松田二子先生に副会長をお務め頂くこととなりました。

今回は、帝京大学脳神経外科と東京大学農学生命科学研究科による合同開催の特色を臨床・基礎の両面から生かし、企画いたしております。日本神経内分泌学会は、日本内分泌学会の中でも、下垂体や視床下部の疾患や内分泌・脳神経疾患を対象に、その病態・生理・解剖・診断・治療など幅広く活動している学会であり、これまで新しい神経疾患・内分泌疾患や生理活性物質の発見など、多くの成果を国内外に発信してきました。本学術集会のテーマを「生命現象に迫る、神経内分泌学の未来」とし、神経内分泌の本質を基礎・臨床の両者から探求したいと思います。

招待講師による神経科学・神経内分泌に関する特別講演、国内のエキスパートによる教育的講演の他、シンポジウム、川上賞受賞講演、若手研究助成金成果講演、一般演題(口演)、若手研究奨励賞(YIA)応募口演、臨床神経内分泌優秀賞応募ポスターセッションなどを予定しています。

次時代を背負う若手研究者に積極的に参加して頂き、基礎医学・臨床医学の多岐にわたり、活発な議論を行う場を提供したいと考えております。是非多くの会員の皆様と関連領域の研究者に皆様のご参加・ご発表をお待ち申し上げております。

謹白

2019年4月吉日